
「神戸ルミナリエ」は光のイルミネーションを楽しむために、時期的にクリスマスのイベントのように思われますが、実際は次の意味があります。
『神戸ルミナリエ』は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催されました。
以来、神戸ルミナリエは震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として、毎年開催され今年で20回目になりました。
年々予算的に厳しく、毎年開催が危ぶまれていますが、今年も無事に開催されました

会場内では、来年度の開催のために、一人100円募金が今年も行われています。
皆さんも神戸ルミナリエの見学にお越しの際には、是非100円募金にご協力をお願いします。
ルミナリエは夜間の光のイルミネーションを楽しむものですが、別の楽しみ方もあります。
ルミナリエ期間中の朝の出勤時間に、テスト点灯を行っているのです。
青空をバックに点灯したルミナリエを見ることができるのです。これは電球の球切れの確認にために朝の比較的早い時間、ちょうど通勤時間に行われているのです。
朝のこの時間帯は、会場である通りには人もほとんど歩いておらず、動いている車も少しです。
そのためゆっくりと見ることが出来ます。これも学校が会場に近い場所にあるから可能なことです

暗い夜空をバックに見るイルミネーションもすばらしいですが、冬の朝の澄んだ青空をバックに見るのも中々いいものです。是非体験して見てください。