2015年02月20日

はて…、果てとは?

寒い寒い雪と言っていた冬も気づけば2月下旬に差し掛かろうとしています晴れ
芸能人が旅をする番組を見ては、暖かくなったら「あそこに旅に行ってみたいな〜るんるん」など想いを巡らせるのも楽しいものですわーい(嬉しい顔)
そのテレビの番組で「世界の果てまで・・・」というタイトルのものがありますひらめき

「果て」・・・はて?それは、平面上での考え方だと思います。

丸い球形の地球の果てとはどこか?
もし、地球上をまっすぐに歩いて行くことができれば、地球を一周して元の出発点に戻ってきます。
テレビ番組名なので、これに関してはこれ以上触れないことにします手(パー)晴れ

はて・・・いや、さて視点をもう少しだけ大きくして、果てについて考えたいと思います。平面でなく、3次元空間で考えて見ましょう。
冬の夜空は他の季節に比べて澄み渡っているときが多く、そこには数多くの星が見られますが、これらは比較的地球(太陽系)に近い物が大半です。

nightsky14星星.jpg

近いと言っても簡単に行ける距離ではありません。光は1秒間に約30万キロメートル進みます。その光が1年間に進む距離(1光年と言います)で表しても、約4年から数十億年かかる距離にある星の光を見ているのです。1光年とは3942億キロメートルです。ちなみに地球から月までは平均で約38万キロメートルしかありません。(光では1秒強です雷

では宇宙の果てはどこにあるのか?現時点で見つかっている一番遠い星(星団)は、約133億光年の距離と言われています。その先の地球から、約139億光年先が現在のところ宇宙の果てと言われていますが、133億光年と約139億光年の間の空間に何が有るのかはまだ不明です。
その理由は、一般によく知られている宇宙の始まりであるビッグバンが約139億年前に起きたとの説から来ています。

ということで宇宙の果ての世界は、地球から約133億光年離れた場所にあることになりますが、この星が現在も存在しているのかどうかについては不明です。今見ることができる光は133億年前の光がようやく地球に届いたからですひらめき

133億年前は地球(太陽系)も存在していない時代です。

地球画像by JAXA.jpg

現在の宇宙はビッグバンから始まったと言われています。
ビッグバン直後に宇宙は急速に膨張し、現在の姿になったと言われています。
宇宙は現在も膨張を続けているので、現時点の距離というよりは133億年前の距離ということになります。
膨張速度を考慮し、21世紀現在の距離に換算すれば宇宙の果てはもっと遠くにあるということになります。

如何でしょうか。

宇宙の果てに想いを巡らすと、自分の抱えている悩みは、
とてもとても小さく思えてくることがあります夜

暖かいお茶を飲みながら、宇宙の果てに想いを巡らせるのは新しいリラックス方法かも知れません喫茶店揺れるハート
posted by 天津日本校 at 11:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 天津日本校の日常

2015年01月05日

本年も始まりました☆教職員集合☆

新年、あけましておめでとうございます晴れぴかぴか(新しい)
本年も天津中医薬大学日本校をよろしくお願いいたしますわーい(嬉しい顔)
皆様、冬休みはゆっくりと過ごされましたでしょうか?
当学は1/5(月)から新年の仕事がスタートexclamation
(学生さん達は1/6(火)からですドコモ提供)

教職員は毎年恒例、
天津中医薬大学日本校・鍼灸科・日本語学院・孔子課堂がそろっての全体ミーティングるんるん
今年の意気込みに、みんな改めて気を引き締めました。
その後は、ぜんざい振舞いとピザで簡単な昼食会ですレストラン
楽しく過ごす仲間がいることも神戸東洋の良いところですかわいい
今年もそれぞれの役割を持って、全力で頑張って参りたいと思いますぴかぴか(新しい)

2015.新年.jpg
posted by 天津日本校 at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 天津日本校の日常

2014年12月22日

冬至

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今日12月22日は冬至です。
冬至とは、太陽黄経が270度になる瞬間を「冬至」と定義しています。
表現を変えると太陽が黄道の270度を通過する瞬間です。そしてこの冬至を含む日を「冬至日」と呼んでいます。
実際の冬至の時間は、世界標準時(グリニッジ時刻)で決まるのですが、日本は時差の関係で、1日ずれる場合があります。今年2014年の場合、世界標準時では12月21日23時03分、日本時間では12月22日8時03分です。そのために12月22日が冬至日になります。
 *黄道とは地動説に基づく天空での太陽の通り道です。


冬至の日は昼の時間が一番短いだけでなく、色々な風習が日本にはあります。

『冬至風呂』
柚子湯に入ることで、身体を温め、寒い冬の風邪の予防やビタミンCの働きで美肌に効果があると言われています。

『食べ物』
コンニャクは「体の砂払い」ともいい、体内の悪いものを掃除すると言われています。主に関東地方で食されているようです。

カボチャ(なんきん)、にんじん、だいこん、れんこん等の「ん」の付く食べものを「運盛り」といい、縁起かつぎとなっており、これらの食材を食べることで、寒い冬を乗り切るための知恵と言われています。
なかでもカボチャ(なんきん)、これを食べると「中風」にならず、長生きすると言われており、全国的に食されているようです。

冬至の次にはクリスマスです。そちらも楽しみですね。わーい(嬉しい顔)
posted by 天津日本校 at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 天津日本校の日常