去年は3名の後輩が来ました

後輩たちは日々充実した生活を送り、たくさん学んできましたが、2名は1年間のカリキュラムを終え、今年帰国予定です。
後輩たちが中国に来て一つでも多くのことを学んで帰国してほしいとの思いはありますが、私自身が伝えられることに限界があります

そこで今回第一回『チェ企画』を計画することにしました

「百聞は一見に如かず―――」
天津の隣街である北京にある『北京中医薬大学』は、中国一の中医薬大学です。
中国一の学校へ行くと新しいものが学べるに違いない


何日も前から計画を練り、北京中医薬大学の日本人の友人にも協力してもらい、日本人交流会も予定しました。
当日は朝から出発です

学校の寮に集合し、タクシーで15分のところにある天津駅から新幹線に乗ります。
事前に買った新幹線のチケットを片手に、みんなハイテンション

勉強と言うより、旅行気分です。
ハイテンションになるのも無理はありません。みんなで遠出するのは初めてなのです!
新幹線に乗れば30分で北京に着きます。
北京南駅で新幹線を降り、地下鉄に乗り換え北京中医大学を目指します。
無事に北京中医薬大学へ着き、校門へ行くと北京の友人がお出迎えしてくれ、学校内を案内してくれました。

建物一つ一つには名医のサインがあり、威厳がありました

学校の近くでお昼を食べ、午後は早速病院へ!
中国全土から名中医師が集まる北京の病院は、老中医の名前が勢ぞろい!
病院も豪華です

今回は鍼灸治療を見学させていただきました。
初めて見る治療法にみんなびっくり!
子午流注や五運六気の理論を応用されている先生で、特殊でなかなかお目にかかれない治療法です。たくさん鍼を刺し、普段一般の先生方が使われない穴も多用されておりました。


続けて、日中友好病院も見学し、鍼灸道具店、本屋さんを巡りました。
貴重な時間はあっという間に過ぎ、もう夜に

夕食は北京中医薬大学の日本人留学生との交流会です。
今回は北京と天津から11名が集まり、初めて会う方たちとお互い自己紹介をし、情報交換したり、そしてお互い将来について話し交流を深めました。
両地域の異なる特徴として、北京メンバーは高卒など若い方が多く、天津メンバーは全員鍼灸師の国家試験を持っていることでした。
お互い刺激をもらい、今後も共に日本でもっと中医を普及させていこうと決意


後日、みなさんから感謝の言葉をいただき、今回の学んだことを共有しました。
とても勉強になり、とても楽しかったそうです。
このように無事に終了した第一回チェ企画!
要望もあり、第二回チェ企画を計画中です。
次回は上海へ! お楽しみに★