
6月20日、2013年天津中医薬大学日本人卒業生送別会は同大学で行われた。
同日に、16人が集まり、普段会わない分楽しむだけでなく、各自自分の専門について話しあったり、討論したり、教えあったりした。
こんな話は中医薬大学ならではの光景だろう

中医薬大学では日本人留学生会は年に2回行って、新入生歓迎会と卒業生送別会だ。
専門が中医学なので、他校と違い長期の留学の方が多い。
そして、薬膳の授業もあり、薬膳料理に興味があり授業を受けに来る方もいる。
留学生のほとんどが日本で鍼灸師や薬剤師、柔道整復師などの免許を持ち、鍼灸治療を行ったりと、天津のいろんなところで活躍している


今回の卒業生は3人で博士が2人、本科が1人だ。

男性の渡辺さんは博士で、10年間の中国生活を終え、帰国する。
彼の専門は鍼灸で日本に帰国して鍼灸の先生になりたい。
特に鍼灸のツボの世界標準を作る研究をした


女性の村上さんは、博士で8年間の中国生活を終え、帰国する。
専門は鍼灸だ。
天津中医薬大学第一付属病院は脳梗塞の治療で有名なので、その治療法を開発した世界的にも有名な先生の元で勉強されていた。
日本では中国で学んだ鍼灸の技術、知識を持って、たくさんの方を助けてあげたいそうだ。


女性の古武さんは本科1年間の中国生活を終え、帰国する。
70代で留学に来られ、言葉はもちろん生活、環境にも慣れなかったのだが、一年経つと、言葉も流暢になり、中国の友達も増え、今回の帰国がとても惜しく感じられる
