2013年08月28日

◆◇ベトナム旅行◇◆

こんにちはわーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)
中国・天津に留学中の崔(ちぇ)でするんるん
今回は夏休みを利用して旅行へ行った時のお話をしたいと思います飛行機

僕が旅行先に決めたのはベトナムexclamation×2
なぜベトナムに決めたかと言うと、
天津中医薬大学留学中にベトナムの友達がたくさんできたからです。

僕が初めてベトナム人に出会ったのは今から1年前です。
天津中医薬大学にはもともとベトナムの人は少ないので、知り合う機会もあまりありませんでした。
しかし1年前、僕が留学生寮の部屋で休んでいると、外から聞きなれない声が聞こえてきました。
ドアを開けて覗いてみると、僕の部屋の前はベトナム人留学生で埋め尽くされていました。
ベトナムの留学生は僕を見るや否や挨拶をして自己紹介をしてくれました。
その日をきっかけにご飯を一緒に食べたり遊んだりと交流を深めていきました。

今回はその友人を訪ねるために、旅行しようと決めたのですぴかぴか(新しい)

天津からベトナムの首都ハノイまで陸路で48時間。
まず、天津から中国とベトナムの国境まで列車で31時間。
そこからバスに乗り国境を越え、また他のバスに乗り換え首都ハノイに到着。
合計移動時間48時間中、45時間は座りっぱなし。
と言うのも列車は座り席しか取れなかったのです。
若さと気合ですねぴかぴか(新しい)ふらふら

神戸から東京の夜行バスの8時間しか体験したことがなかった僕は、
本当に大丈夫なのか不安もありました。
列車の座席表を確認しながら指定席に着くと、早速向かいの方が声をかけてきました。
向かい合わせ6人席で端に小さなテーブルがあり、挨拶がわりにみんなどこへ行くのかと言う質問から会話が始まりました。
と同時に列車も出発しました。
6人中、僕を含む5人が終点の駅へ向かうことが分かり一安心。
中年の女性1人と男性3人、それと16才の若者目

会話はお互いの行き先から出身地、そして出身地の特徴を言い合い、
同じ出身地同士仲間意識を持ち、
途中でとなりのテーブルのグループも会話に入り込んできて、列車はまるで出身地自慢大会状態。
そんな時僕に話が振られました。
僕が自己紹介をし、留学生だと知るとみんなびっくり。
中国語が流暢な上、しかも天津中医薬大学で中医学を学んでると知り、またまたびっくり。
中医学は中国の医学ですが、中医学を学ぶことは中国人でも難しいのです。
おかげで列車中大騒ぎ。
留学生生活3年目にして1番褒めてもらいました。

外が暗くなりうとうとしていて、気づくと朝になっていました。
初めは不安だった31時間も楽しさであっという間。
出会いがあれば別れもあり・・・
みんなに縁があればまたどこかで会おうと別れを告げ、
列車を降りて皆は自分の行くべきところへ向かいました。
僕はもう旅を満喫した気分ですが、まだまだベトナムには到着もしていません。

国境を越えるバスに乗り換えると、次は中国に留学しているタイ人の団体に出会いました。
列車とは違って、みんな若い目
バスの中はとにかくハイテンションで、歌ったり踊ったり、はしゃいだり。
日本人には会う機会が少ないようでお互いの国について話し合ったり、お互いの文化を教えあいました。
短い時間でしたが友情が芽生え、来年はタイへ行く約束をしましたわーい(嬉しい顔)

旅行の楽しさが溢れそうな状態で、やっとベトナムの首都ハノイに到着しました。
バス停留所には友人が迎えに来てくれ、そのまま友人の家へお邪魔しました。
ベトナムは首都は人が多く、活気に溢れていました。
日本、中国と大きく違うのは、比べ物にならないオートバイの多さ。
発展途上国であるベトナムは車のある家庭は少ないですが、オートバイは一人一台あります。
僕らも移動はもちろんすべてオートバイ。

街並み

ベトナムには10日滞在したのですが、日替わりでいろんな友人がバイクで迎えに来てくれ、
家に招待してくれて、泊めてもらいました。

ベトナムの家庭料理はとにかく自然食材グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
自家栽培の野菜を使い、自宅で育てている鳥をさばいたりと、
食卓に並ぶすべてが家のどこかで育ったものでした家
友人のお母さんがベトナムの独特の味付けをしてくれ食べる料理は最高です!
食べきれないほどの料理を頂いたあとは、庭で採れたいろんな種類の果物を出してくれました。
日本では見たこともない南国ならではの果物です。
道を歩くと並木道を作る木にはたくさんの自然のバナナが晴れ

各家庭で友人たちの両親にお世話になっただけでなく、
僕のために親戚が大勢集まり、歓迎してくれました。
友人の両親や親戚の人たちの体調をみたところ、
農業や漁業をしている人の体は、
僕がが普段診ている患者さんとは全然違うように感じました。
ここでもいい勉強をすることができました。
こんな楽しくて驚きの10日間を送った後、
帰路も48時間かけて天津へ帰っていきました眠い(睡眠)バス

たくさんの人に出会い、たくさんの国に触れ合い、たくさんの文化を学ぶことができて、
とても有意義な時間を送ることができました。

ベトナム旅行!

僕がもし留学していなかったら、海外旅行なんて行くことも考えなかったし、
ましてや言葉の通じないベトナムには一生行く機会もなかったと思います。
そして何より中医学を学ぶことによって、
国を越えても多くの人の役にたつことができ、言葉が通じていなくても喜んでくれて感謝してくれる・・・
そのような沢山の感謝の気持ちをもらえると、
僕自身もっと勉強して、もっともっと多くの人のためになりたいと改めて強く思いました。
天津中医薬大学に来て本当に良かったと思います。

汽車やバスでの出会った多くの方、そしてベトナムでお世話になった方々に心から感謝します。
posted by 天津日本校 at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ただいま中国留学中!
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