2014年12月22日

冬至

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今日12月22日は冬至です。
冬至とは、太陽黄経が270度になる瞬間を「冬至」と定義しています。
表現を変えると太陽が黄道の270度を通過する瞬間です。そしてこの冬至を含む日を「冬至日」と呼んでいます。
実際の冬至の時間は、世界標準時(グリニッジ時刻)で決まるのですが、日本は時差の関係で、1日ずれる場合があります。今年2014年の場合、世界標準時では12月21日23時03分、日本時間では12月22日8時03分です。そのために12月22日が冬至日になります。
 *黄道とは地動説に基づく天空での太陽の通り道です。


冬至の日は昼の時間が一番短いだけでなく、色々な風習が日本にはあります。

『冬至風呂』
柚子湯に入ることで、身体を温め、寒い冬の風邪の予防やビタミンCの働きで美肌に効果があると言われています。

『食べ物』
コンニャクは「体の砂払い」ともいい、体内の悪いものを掃除すると言われています。主に関東地方で食されているようです。

カボチャ(なんきん)、にんじん、だいこん、れんこん等の「ん」の付く食べものを「運盛り」といい、縁起かつぎとなっており、これらの食材を食べることで、寒い冬を乗り切るための知恵と言われています。
なかでもカボチャ(なんきん)、これを食べると「中風」にならず、長生きすると言われており、全国的に食されているようです。

冬至の次にはクリスマスです。そちらも楽しみですね。わーい(嬉しい顔)
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2014年12月17日

冷え性に効く!冬の薬膳紹介

冷え性はいろんな病気を引き起こす原因です。
長く続くと自律神経が乱れ、免疫力が低下し、ホルモンバランスが崩れます。
結果、月経前症候群、子宮筋腫、卵巣嚢腫、更年期障害などを引き起こしたり…バッド(下向き矢印)
そんな冷えている体を、体の中から温めてくれるローカルの野菜市場でも入手できる食材を紹介させていただきますexclamation


黒糖
中国漢方記載:益気補血、建脾暖胃、暖中止痛、活血化淤

黒糖はサトウキビのしぼり汁からできており、ミネラル、ビタミン類が豊富なのが特徴です。
中国では産後1月を「月子」と言い、体が虚の状態にあり、あらゆる病気にかかりやすくなります。その時かかる病気を「月子病」と言います。
昔から「月子」の時には黒糖を食べ、体の気血を補い、胃腸をあたため「月子病」を予防してきました。
冷え性の方には体を暖める作用があるショウガを組み合わせた、ショウガ紅茶がオススメ! それ以外にも黒糖は更年期障害の予防にもなります。


ほうれん草
中国漢方記載:補血止血、利五臓、通胃腸、調中気、活血、斂陰潤燥
ほうれん草と言えば「総合栄養野菜」と評されるようにビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素を豊富に含んでいます。
消化器での栄養吸収機能を高め、血液を作り、全身を温める作用があるため、貧血と冷え性がある方にはぴったり!
その他、ほうれん草に含まれるβーカロチンは抗酸化作用があり、老化防止や美容の効果があります。高血圧や糖尿病、便秘、貧血などの改善にも。
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2014年12月11日

神戸ルミナリエ2014

神戸では12月のイベントである「神戸ルミナリエ」が、今年も12月4日から学校のある神戸市中央区旧居留地で始まりましたぴかぴか(新しい)

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「神戸ルミナリエ」は光のイルミネーションを楽しむために、時期的にクリスマスのイベントのように思われますが、実際は次の意味があります。

『神戸ルミナリエ』は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催されました。
以来、神戸ルミナリエは震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として、毎年開催され今年で20回目になりました。

年々予算的に厳しく、毎年開催が危ぶまれていますが、今年も無事に開催されましたわーい(嬉しい顔)
会場内では、来年度の開催のために、一人100円募金が今年も行われています。
皆さんも神戸ルミナリエの見学にお越しの際には、是非100円募金にご協力をお願いします。


ルミナリエは夜間の光のイルミネーションを楽しむものですが、別の楽しみ方もあります。

ルミナリエ期間中の朝の出勤時間に、テスト点灯を行っているのです。
青空をバックに点灯したルミナリエを見ることができるのです。これは電球の球切れの確認にために朝の比較的早い時間、ちょうど通勤時間に行われているのです。
朝のこの時間帯は、会場である通りには人もほとんど歩いておらず、動いている車も少しです。
そのためゆっくりと見ることが出来ます。これも学校が会場に近い場所にあるから可能なことですひらめき

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暗い夜空をバックに見るイルミネーションもすばらしいですが、冬の朝の澄んだ青空をバックに見るのも中々いいものです。是非体験して見てください。
posted by 天津日本校 at 15:22| Comment(0) | 天津日本校の日常