今日12月22日は冬至です。
冬至とは、太陽黄経が270度になる瞬間を「冬至」と定義しています。
表現を変えると太陽が黄道の270度を通過する瞬間です。そしてこの冬至を含む日を「冬至日」と呼んでいます。
実際の冬至の時間は、世界標準時(グリニッジ時刻)で決まるのですが、日本は時差の関係で、1日ずれる場合があります。今年2014年の場合、世界標準時では12月21日23時03分、日本時間では12月22日8時03分です。そのために12月22日が冬至日になります。
*黄道とは地動説に基づく天空での太陽の通り道です。
冬至の日は昼の時間が一番短いだけでなく、色々な風習が日本にはあります。
『冬至風呂』
柚子湯に入ることで、身体を温め、寒い冬の風邪の予防やビタミンCの働きで美肌に効果があると言われています。
『食べ物』
コンニャクは「体の砂払い」ともいい、体内の悪いものを掃除すると言われています。主に関東地方で食されているようです。
カボチャ(なんきん)、にんじん、だいこん、れんこん等の「ん」の付く食べものを「運盛り」といい、縁起かつぎとなっており、これらの食材を食べることで、寒い冬を乗り切るための知恵と言われています。
なかでもカボチャ(なんきん)、これを食べると「中風」にならず、長生きすると言われており、全国的に食されているようです。
冬至の次にはクリスマスです。そちらも楽しみですね。
