
中国のお正月、「春節」です。
例年は帰国していない留学生と、ご飯を食べに行ったりして過ごしていました。
しかし、今年は「入院病棟」で過ごしました

と、言いますのも指導教官が大晦日から新年にかけ夜勤をするらしく、
学生である私が顔を出さないわけにはいきません


さすが大晦日です。
普段は厳格な雰囲気が漂う病棟の主任控え室には、指導教官が持ってこられたご馳走や先輩方が持ってこられたお菓子や果物が並べられ、豪華なパーティー会場と化しました


年越しと言う事で、数少ない入院患者ではありますが、指導教官の意向で患者さんたちにもご馳走が配られました。
中国にも紅白歌合戦のような「春節聯歓晩会」というのがあります。
日本で紅白を見ながらお正月を送るように、中国では「春節聯歓晩会」を見ながら「春節」を送ります。
歌はもちろん、漫才やマジック、ギネス記録挑戦などがあり、日本の紅白より内容豊富でした。
「春節」というと花火です

毎年規制が厳しくなった影響で規模が縮小すると聞き、少し残念に思っていました

しかし、そんなことはありません

予想とは裏腹に、去年よりもっと派手な花火が上がりました。
12階の病棟から眺める花火は最高です。
窓から手を出すと届きそうなところで花火あがり、0時に近づくと、花火は絶頂期

まるで、花火の海です

私は中国に来て3年経ちますが、初めて中国の方と一緒に中国の「春節」を送りました。
語学を習得し、環境にも慣れてきた私ですが、行事を一緒に
参加することにより、より中国の風習や文化を肌で感じることができました
