
天津中医薬大学日本校:事務局です

まだ6月なのに暑い日が続きますね〜


こんな季節に食べたくなるのは…そう、アイスですね

今回は、中国・天津に留学中の崔(ちぇ)さんから届いた
「朝アイスについて」のレポートを紹介します☆
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今日の天津は真夏です


昼間の日差しは強く、夜は寝苦しい暑さです。
そんな暑さも吹っ飛ぶような日本のニュースを聞きました。
それは、日本で流行っている「朝アイス」です

こんな発想は新しく、夏の暑さも吹っ飛ばしてくれそうです!
アイスは体を冷やしてくれるだけでなく、脳にも良い影響を与えると
医学部の教授によって実験で証明されていると聞きました

実験結果は、脳をリラックスさせすっきり感が得られ、
頭の回転も良くし、イライラ感を抑えるというものです。
朝起きたときに頭がすっきりしない方、
よくイライラする方にはとても良いですね。
しかし…
「朝アイス」は本当に体に害はないのでしょうか

中国人は普段冷たいものをあまり飲みません。
日本人にとっては信じられませんが、ビールはもちろん常温です。
なぜなら、冷たいものを飲食することにより、胃腸が冷え、
下痢などの症状が出るだけでなく、全身の体の機能を低下させるからです。
中国人なら誰もが知っている『黄帝内経』という養生の本があります。
この本は何千年も前に書かれたにもかかわらず、
生冷品を食することはたくさんの病気の原因だと記載されています。
胃腸は食べたものを消化し、全身に送り、各器官が栄養にします。
したがって、胃腸を冷やしたり、暴飲暴食により胃腸が弱ると、
全身に影響が出てしまいます。
朝、アイスを食べることによって血糖値が上昇し、
一時的に脳が活発に働きます。
しかし、胃腸の機能が弱り、脳への栄養が不足することで、
より症状が悪化します。
そして、生活習慣病のひとつである糖尿病にもかかりやすくなり、
冷え性悪化の原因にもなります。
このようなニュースが大々的に報じられているとはびっくりですね。
正しい知識を身につけ、自分の体は自分で守りましょう


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中国の方が、あまり冷たいものを口にしないというのは本当に驚きですね


暑い季節には、つい冷たいものを食べたり飲んだりしたくなりますが、
体を冷やしすぎないように気を付けましょう
